インプラントのメンテナンス
投稿日:2024年2月16日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科衛生士の佐藤です。
歯を失った治療法で、入れ歯、ブリッジに次ぐインプラント治療を受けている方が近年増えてきていると思います。
インプラントは、歯を失った顎の骨に人工歯根(チタン)を埋め込んで人工の歯を作る治療です。
残っている周りの健康な歯に負担が少なくてすみます。
こちらの治療は自由診療のため費用が高額になり、骨と人工歯根が結合するのを待つため治療期間も長くかかります。
大変な思いをされて治療したインプラントを長く使い続けるためには、自分の歯と同様にメンテナンスがとても重要です。
インプラントは、虫歯にはなりませんが、インプラントの周りの清掃が不十分でプラークが溜まってしまうと、細菌が繁殖して歯肉に炎症がおきます。
この段階では、プラークをしっかり除去することで歯肉は改善します。
しかし、炎症が進行してしまうとインプラントを支えている顎の骨が破壊されて、歯肉が退縮したりインプラントの露出が始まります。
最悪の場合はインプラントの脱落に繋がります。
インプラントの寿命を延ばすためにもご自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアが大切です。
インプラントを入れてから、しばらくメンテナンスに行けていないなぁ、という方は是非一度ご来院ください。
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