お薬手帳について|さいたま市北区宮原の歯医者|みずき歯科クリニック

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お薬手帳について

投稿日:2023年1月14日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちわ。
歯科衛生士の清水です!
3年ぶりの行動制限のない年末年始、皆様はどう過ごされましたか?
久しぶりに帰省された方や、遠方のご親戚や、ご友人と楽しいひとときを過ごされた方も多かったのではないでしょか??
 
行動制限は解除されましたが、寒い日もまだまだ続きますので感染対策をしっかり行いながら、体調管理をしっかり行っていきましょう。
さて、突然ですがみなさんはお薬手帳をお持ちですか??
お薬手帳とは、現在使用しているお薬の名前や使い方、過去の病歴、現在の全身疾患の情報などが記載されているものになります。
本日はお薬について少しお話しさせていただします。
当院では、お薬を服用されてる方にはお薬手帳を持参頂くようにお願いしております。
なぜ、歯科なのにお薬手帳?と思う方もいらっしゃると思います。
お薬の影響により、お口の中に様々な症状が見られる場合があります。また、全身状態やお薬の種類によっては歯科治療が制限される場合もあります。ですので、お薬の服薬状況を正しく把握させていただくためにも、お薬手帳が重要なのです。
ここからは
歯科に関係するお薬の種類のお話しをしていきます。
1.血液サラサラのお薬
抗血栓薬→ワーファリン、バイアスピリン等
過去に脳梗塞や心筋梗塞になった方や、またその予防薬としては使われる事が多いです。
血液をサラサラにするお薬で、血がなかなか止まりにくくなります。そのため歯を抜く際や、外科的な治療の際には注意が必要となります。
そのためDr.と相談の上、慎重に治療を進めていきます。
2.血圧を下げるお薬
降圧剤→アムロジピン(カルシウム拮抗薬)等
高血圧の方に使われるお薬です。
降圧剤の種類によっては歯茎が腫れる副作用がある場合があります。悪化させないためにも歯垢をしっかり除去し、お口の中を清潔にたもって歯茎の腫れを予防をしましょう。そのためにはおうちでのセルフケアと歯科医院でのメンテナンスが大事になります。定期メンテナンスを受診しましょう。
3.骨粗鬆症のお薬
ビスフォスフォネート系製剤(以下BP製剤)
骨粗鬆症の薬を飲んでる方が歯を抜くと、お薬の影響で顎骨壊死のリスク高まります。歯を抜く際に注意が必要となりますので、こちらもDr.と相談の上、慎重に治療を進めていきます。
4.花粉症のお薬
抗ヒスタミン薬
口腔内乾燥の副作用が出る場合がございます。
お口の中が乾燥する事で、唾液による自浄作用が低下し、むし歯や歯周病のリスクとなったり、口臭を感じやすくなります。
本日ご紹介させていただいたお薬の種類は、お口に関係する極々一部となります。
お口も体の一部ですので、服用されてるお薬の種類によっては、さまざまな症状が副作用としてお口に現れたり、歯科治療を行えない場合がありますので、歯科医院を訪れる際は、お薬の服用状況、全身状況を把握する必要があるのです。
今日お話しさせていただいたもの以外でも、全身疾患やお薬によって、お口に影響があるものがございますので、受診をする際はお持ちくださいね!

 

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