妊娠中のお口のケア
投稿日:2025年1月24日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科衛生士の佐藤です。
妊娠中のお口のケアについてお話します。
妊娠すると心身ともに変化します。
妊娠中はホルモンの変化によって、歯周病や虫歯が発生しやすくなることがあります。
つわりの影響などで、歯磨きができなかったり、ダラダラ食べになってしまったり、間食が多くなったりと、プラークが増えるためです。
さらに、急増する女性ホルモンは歯周病菌のエサになるため菌が増殖しやすくなります。
歯周病菌が血中に入ると、子宮や胎盤、胎児に影響することが原因で、早産や低体重児出産の危険性が高まると言われています。
生まれてくる赤ちゃんのためにも、こまめな口腔ケアが必要です。
体調が安定してくる時期には歯科健診を受けましょう。
歯の治療のタイミングは、妊娠4〜6ヶ月(安定期)が安全とされています。
お口のケアで、歯磨きが難しい時はこまめなブクブクうがいをしましょう。
洗口剤を使用できるとさらに良いです。
歯磨きができるようになったら、圧迫感の少ないヘッドの小さいものがおすすめです。
赤ちゃんの歯は、お母さんのお腹の中にいる時から生える準備をしています。
歯の元になる「歯胚」が妊週7週頃からつくられます。
タンパク質やカルシウムを含む食事で赤ちゃんの丈夫な歯を育てましょう。
妊婦健診のご来院をお待ちしております。
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