歯磨剤のフッ素濃度について|さいたま市北区宮原の歯医者|みずき歯科クリニック

埼玉県歯科医師会所属

バリアフリー構造

キッズコーナー

小児歯科にこだわり

診療方針と治療の流れ

予約制託児をご利用の際も事前にご予約ください

048-665-1180

埼玉県さいたま市北区宮原町3-319(土曜日診療)

歯磨剤のフッ素濃度について

投稿日:2023年10月23日

カテゴリ:スタッフブログ

秋晴れが続いており、とても過ごしやすい季節となってきましたね!!

秋といえば皆さんは何を思い浮かべますか??

私は食欲の秋です😋

秋は美味しいものが沢山あるのでワクワクします!特に栗やお芋、秋刀魚に松茸!!!美味しいものがたくさんありますね!!

いつまでも、美味しいものを自分の歯でしっかり噛んで味わえるように、皆さんもご自身の歯を大切にしていきましょう! 

そのためには、ご自宅でのセルフケアがとても重要です!

今日は、歯磨き粉に含まれるフッ素の役割と濃度についてお話しします。

まず、フッ素の役割についてお話しします。

主なフッ素の役割は3つあります。

エナメル質の再石灰化

酸により歯からカルシウムやリンが溶け出し状態を脱灰といいます。その溶け出したカルシウムやリンを補うこと再石灰化といい、エナメル質の再石灰化を促進します

②歯質強化

歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変え、ムシ歯への抵抗力を高めます。

③菌の働きを弱める

ムシ歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。

20231月に日本口腔衛生学会、日本小児歯科学会、日本歯科保存学会、日本老年歯科医学会の4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨とされる利用方法が発表されました。

日本の子供の虫歯は経年的に減少傾向ではあるそうですが、他の疾患と比べるとまだまだ罹患率は高く、また成人では3人に一人が治療をしていない虫歯があったり、高齢者の方に関して虫歯が増加傾向とのことです。

IMG_9645.jpeg

https://www.kokuhoken.or.jp/jsdh/news/2023/news_230106.pdf

参考サイトです。

以前までは歯の生えはじめの0歳〜5歳までのお子様に推奨されていた歯磨き粉の含まれるフッ素濃度は500ppm以下、6歳〜14歳までが1000ppm以下、15歳以上が1500ppm以下となっていましたが、今回の新しく発表されたフッ素濃度は、歯の生えはじめの0歳から5歳までが1000ppm以下、6歳以上が1500ppmの歯磨き粉が推奨となり、歯磨剤に含まれるフッ素濃度が改正されました。

ご年齢による、使用量も異なりますので、

上記の使用量を参考にして頂き、正しくおうちで虫歯予防しましょう!!

トップへ戻る