酸蝕症|さいたま市北区宮原の歯医者|みずき歯科クリニック

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酸蝕症

投稿日:2022年8月27日

カテゴリ:スタッフブログ

初めまして!歯科衛生士の杉田です。

突然ですが、皆さんは「酸蝕症」という病気をご存知でしょうか?

酸性のものに長い時間触れていた歯が溶け、弱くなってしまう病気です。

虫歯も歯が溶けてしまう病気なのですが、虫歯は虫歯菌の吐いた酸によって局所的に歯が溶かされるもの、酸蝕症は酸に触れていた歯全体が溶かされるものだという違いがあります。

エナメル質が溶け始めるph(酸性度)5.5だと言われています。

身近なものの酸性度だと

ph(酸性度が高い・歯が溶けやすい)

 ↓・レモン 2.1 

    ・コーラ 2.2

    ・酢 2.7

    ・缶チューハイ 2.9

    ・グレープフルーツ 3.2

    ・ポン酢 3.8

    ・みかん、スポーツドリンク 3.5

    ・マヨネーズ、缶ビール 3.9

    ・野菜ジュース 4.2

    ・醤油 4.7

    ・紅茶、味噌汁5.5

    ・緑茶 6.3

    ・麦茶 6.5

    ・牛乳 6.8

・水 7.0 (中性)   

ph(酸性度が低い)

このようになっています。

酸性度が高い飲食物を摂りすぎたり、ちびちび長時間飲んだりすると酸蝕症のリスクが高まります。

ダイエットや美容のためにお酢や炭酸水をよく飲む方も増えてきていますが、それらを飲んだあとに水を1杯飲む、ガムを噛んで唾液の分泌を促すなど、酸蝕歯の予防のために酸性度の高いものを長時間口の中に留めすぎないよう注意しましょう。

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